使いやすいリュックとは。リュック購入で気をつける2つのポイント。

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今や通勤や通学の主流になりつつあるリュックですが、種類がたくさんあってどれを購入したらよいか迷ってしまいますよね。

使ってみて扱いにくかったらどうしようかとか、必要なものが入らなかったらどうしようかとか、いろいろ悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

購入するときには、見た目のデザインだけで選ぶと失敗の原因になります。

どのようなものを入れたいのか、使用する目的をしっかりと決めてから購入することが大切です。

この記事では、リュックの購入時に気をつけるポイントについて解説しています。

あわせて、かゆいところに手が届くような便利な機能もご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

購入の決め手となる2つのポイント

リュックは、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。

なぜなら、リュックは、見た目のスマートさや可愛らしさを重視するのとたくさんのものを持ち運べるのを重視するのでは、選ぶ基準が違うからです。

通勤などでの日常使いでは、大きく以下の2点を検討しましょう。
①容量と扱いやすさ
②デザインや色

以下でそれぞれの項目を見ていきましょう。

リュックの容量と扱いやすさ

リュックの大きさは、10リットル〜70リットルぐらいまで様々なものがありますが、通勤で使用するのは、10リットルから30リットル程度が扱いやすい大きさになります。

※リットル数=縦の長さ×横の長さ×奥行き÷1000(おおよその目安)

10〜20リットル

最近では、在宅ワークが進んだ影響もあり、パソコンやタブレットを持ち歩く機会が増えていますが、普段の必需品にプラスして、パソコンなども入れたい方などにおすすめです。

普段、持ち歩くものは、スマホや財布、定期券、水筒、ポーチなど色々ありますが、それに加えてパソコン程度であれば、10〜20リットルのリュックでも十分な大きさです。

20リットルのリュックなら奥行きが10〜13cm程度のものが多く、見た目もスマートで通勤中でもあまり邪魔になりません。

身軽に持ち歩ける程よい大きさで、おしゃれなデザインが多いのも特徴です。

ファッション性を重視したいけど、少し大きなものも入れたいとお考えの方は、20リットル程度の大きさのリュックを選ぶことをおすすめします。

20〜30リットル

30リットルのリュックは、多くのものを持ち運べるのに1㎏以下と軽量です。
見た目にもコンパクトで扱いやすいのが特徴です。

10代から60代まで、男性500人を対象にアンケートをしたところ、バッグに期待することの第1位は「たくさん物が入ること」でした。
通勤時も含め、仕事中にパソコンをはじめ様々な書類を持ち運ばなくてはならない方は多く、同じ容量をブリーフケースで持ち運ぶ場合、一回り大きめのものを選ぶイメージになります。

しかも、片方の肩や手に負担がかかるため、身体のバランスが崩れ、肩や腰を痛める原因にもなります。

その点、リュックは左右均等に負荷がかかり、しかも身体に密着させて全身で支えるので、重い荷物の負担を軽減することができ、毎日持ち歩くことを考えると仕事のパフォーマンスが大きく違ってきます。

書類以外でもお弁当や水筒、ペットボトル、折りたたみ傘などかさばるものは意外と多いものです。

そのようなものでも楽に入れたいのであれば、仕切り内のマチが10cm程あるものを選ぶとよいでしょう。
しかも、1泊分程度の衣類なら余裕で入れられるので、一つのリュックの使い回しで出張などにも対応でき、活用範囲が大きく広がります。

また、アンケートで意外と多かったのは、「仕事帰りに買い物をするので食品などが入れられると便利」という意見でした。

ゴロッとした徳用パックの野菜などを丸ごと入れたいとお考えであれば、30リットル程度のリュックはとても重宝します。

出張時のお土産などかさばるものも入れやすいのが嬉しいところです。

このように、20〜30リットル程度のリュックは、多くのものを持ち運べるのに比較的軽量・コンパクトで扱いやすいのが特徴となっています。
パソコン専用のポケットは欠かせない
パソコンが必需品となった現在では、パソコンを持ち歩くのにクッション性の優れたパットで囲われたパソコン専用ポケットは必須と考えられます。
パソコン専用にチャックで仕切りが分けられているものが使い勝手が良く、他のものとリュックの中で混ざらないような構造になっているので、パソコンへのダメージや書類の折れ曲がりなどを防ぐことができます。

リュックのデザインや色

・ビジネス用リュックもスマート

デザインに関しては、ビジネス用途であれば、オーソドックスな飾り気のない形状と、色はブラックやグレー、ネイビー、ブラウンなど落ち着いた色を選ぶことをおすすめします。

カジュアル化が進んだとはいえ、お客様に対して違和感を抱かれないようなスタイルを選ぶことが大切です。

最近では、カジュアル化の影響からスーツに似合うデザインのリュックも人気です。

ブリーフケースのようなスクエア型で、無駄のないクールでスマートな形状のものが多く出揃っています。

中には、出張時などに奥行きを広げられる拡張機能がついたものもあり、普段遣いと合わせても使い回しがよく、とても便利です。

自分の仕事スタイルに必要な機能をうまく取り入れながらも、オーソドックスで飾り気のないデザインや色を選ぶのがポイントです。

背面のクッションで快適性が大きく変わります

毎日の通勤では、往復で2〜3時間もの距離をリュックを背負って移動しなくてはなりません。

それを考えると、より身体に負担がかかりにくいリュック選びを考えたいところです。

リュックの背面やシールドのクッション性能や形状は、身体への負担を軽減する重要なポイントになります。

肩にかけるシールドに全くクッションがないものや細いものは、見た目に野暮ったくなく、スッキリとおしゃれに見えますが、肩に食い込んで痛くなるなどの口コミも多く見られます。

できれば幅が広めで、しっかりとしたクッションが入ったものをおすすめします。
また、暑い夏だけではなく、少し体を動かすと背中にムレを感じる季節は意外と長いもの。

やはりクッション表面はメッシュ素材で発汗性の良いものを選びたいところです。

さらには、背面のクッションが分割されていて、熱気を外に逃がす通り道が確保されているものもあるので、よく見比べて購入しましょう。

毎日の長い通勤時間を快適に過ごすためには、より身体に負担がかかりにくいリュック選びを考えたいところです。

リュックの欠点を補う便利な機能をご紹介

リュックを背負ったままで、素早くものを取り出せるポケットが超便利

リュックにもいくつか欠点がありますが、口コミの中で最もよく見かけるのは、「財布など小さなものが取り出しにくい」ということです。

リュックは縦に長いため、スマホや財布などの小物が下の方に落ちてしまい、探し出すのに一苦労します。

駅の改札手前で、定期券が見つけられずに立ち往生してしまうことがありますが、そのような対策として外側と内側にポケットが多くついているリュックを選びましょう。
また、リュックはものを取り出すときに、いちいち肩からおろしたり、前にかけ直さなくてはならないなどの不便さがありますが、それを補う便利な機能として、ポケットがリュックの背面に装備されているものがあります。

これならば、頻繁に出し入れするスマホや定期券、財布などを、いちいちリュックを肩から下ろすことなく、背負ったままで出し入れができるのです。

まとめ

私も、購入してから、お弁当箱も入れたかった、パソコン用のクッションが効いたポケットが欲しかったと後悔したことがありますので、何を入れたいのか、目的をしっかり決めてから選ぶようにしましょう。

たくさんものを入れても楽に持ち運べるというリュックの利点を活かすのであれば、少し大きめの20〜30リットルのリュックを選ぶと、機能的に整理できて、仕事帰りの買い物にも対応できるなど活用シーンが大きく広がります。

一方で、通勤時の荷物があまり多くなければ、スタイリッシュでパソコン専用ポケットがある10〜20リットルのリュックがおすすめですね。

また、背中や肩のクッションは身体への負荷を軽減してくれるのでとても重要です。

ぜひ、リュック選びの参考にしていただき、快適な通勤時間をお過ごしください。
ビジネスリュックは、機能性に加え、デザインがシンプルでスマートなものが多いのが特徴です。

本革製のリュックなら、カジュアルさを取り入れながらも、背負うだけで品格あるスタイルが楽しめます。

長く使えて色と艶の経年変化も楽しめる、飽きのこない本格派リュックにご興味ある方は、ご確認ください。
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